アレオパゴスの頂上からの眺め
岩の上からの動画 · アクロポリス、古代アゴラ、山々まで続く街並み
アレオパゴスの基本情報
📍 アクロポリスのすぐ隣
アクロポリス入口から数メートル。古代アゴラとティシオのすぐ上です。
🎟️ 無料・24時間
柵もチケットもなく、自由に上れます。
🌅 夕日
太陽はピレウスと山の方向に沈みます。いちばん混む時間帯です。
⚠️ 滑りやすい
何世紀にもわたって踏まれ続け、岩はつるつるに磨かれています。靴底のしっかりした靴が必要です。
🌅 頂上から見えるもの
東を向くと、アクロポリスの門プロピュライアが目の前に。柱頭まで見分けられるほどの近さです。眼下の北側には、ヘファイストス神殿とアタロスのストアがある古代アゴラが広がります。
その先には、建物の間からリカヴィトスの丘がそびえています。南西には、旧天文台のあるフィロパポスの丘とプニュクスの丘が松の緑に覆われています。下の写真は普通のスマートフォンで撮ったものです。10月中旬、午後6時を少し過ぎた頃に撮影しました。
アレオパゴスからの眺め
リカヴィトス、フィロパポス、そして夕日を待つ人たち
少しだけ歴史:アレスの丘
名前は「アレスの丘」という意味です。神話では、ポセイドンの息子ハリロティオスを殺したアレスを、オリュンポスの神々がここで裁いたとされます。母親を殺したオレステスもここで裁かれました。アイスキュロスが悲劇『慈しみの女神たち(エウメニデス)』で描いた物語です。
古代アテネでは、アレオパゴスは街でいちばん古い評議会でした。のちに主に殺人事件を扱う法廷になります。紀元前462年、エフィアルテスがその権限の大半を取り上げましたが、殺人の裁判だけは残りました。名前は今も生きていて、ギリシャの最高裁判所はいまでもアリオス・パゴスと呼ばれています。
紀元50年ごろ、使徒パウロがここでアテネの人々に「知られない神」について語りました。この説教は使徒言行録17章に記されています。このとき信じた人のひとりがディオニシオス・アレオパギティスで、現在はアテネの守護聖人です。丘のふもとの岩には、説教の全文を刻んだブロンズのプレートがはめ込まれています。毎年6月29日、使徒ペトロとパウロの祝日には、岩の上で晩課が行われます。
写真:Jebulon (CC0)、George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0) · Wikimedia Commons
⚠️ 階段と滑りやすい岩
上る方法は2つあります。ひとつは岩を削ってつくった古い石段、もうひとつはそのすぐ横にある手すり付きの金属階段です。金属階段を使いましょう。古い石段はすり減ってつるつるで、雨の日は危険です。
本当に気をつけたいのは、階段を上りきった頂上部分です。頂上はでこぼこした石灰岩で、無数の足に磨かれ、割れ目や小さな段差がたくさんあります。乾いていても滑ります。特に下りでは要注意です。縁には柵がありません。下の動画を見ると、上での人々の歩き方がわかります。ゆっくり、足元を見ながら、よく岩に手をついています。
岩の上では足元に注意
頂上の石段と岩の動画
丘のふもとと金属階段
ここからスタート · パウロのブロンズプレートは階段横の岩にあります
💡 いつ上るのがいい?
夕日の時間がいちばん混みます。上りも下りも金属階段はひとつだけなので、行列ができます。座る場所がほしいなら、1時間早めに行きましょう。朝10時前は比較的すいています。ただ、プロピュライアは西を向いているので、光がいちばんきれいなのは午後です。日没後、頂上には照明がありません。暗いと岩の割れ目が見えないので、スマートフォンのライトをつけて下りてください。
📍 地図で見る丘と周辺の名所
アレオパゴスは、3つの散歩道が交わる場所にあります。上にはアクロポリス、下には古代アゴラ、そしてティシオまで下るアポストル・パヴロウ通りの歩行者道路です。
🗺️ アレオパゴスの基本情報
岩、階段、アクロポリス入口、ティシオ駅。地図をドラッグしたりズームしたりして詳しく見てください。
🚇 Ioulianou 50からの行き方
いちばん簡単なのは、1号線でヴィクトリア駅からティシオ駅まで乗り換えなし、そこからアポストル・パヴロウ通りを10〜15分歩くルートです。ドアから岩まで25〜30分を見ておきましょう。
ステップ1 — Ioulianou 50から地下鉄ヴィクトリア駅へ(3分)
1号線(緑)のヴィクトリア駅は、お部屋から歩いて3分、ヴィクトリア広場にあります。
🗺️ 地図1:Ioulianou 50 → 地下鉄ヴィクトリア駅
1号線の駅まで少し歩きます。
ステップ2 — 1号線:ヴィクトリア → ティシオ(3駅)
1号線のピレウス方面に乗ります。オモニア、モナスティラキの次、3つ目の駅がティシオです。地上駅なので、ホームからもうアクロポリスが見えます。
🗺️ 地図2:地下鉄ヴィクトリア駅 → ティシオ駅
オモニアとモナスティラキを経由する1号線のルートです。乗り換えはありません。
ステップ3 — ティシオから岩まで(徒歩10〜15分)
アポストル・パヴロウ通りの歩行者道路は、駅のすぐ前から始まります。ゆるやかな上り坂で、左手に古代アゴラ、右手にカフェが並びます。通りの終わりでディオニシウ・アレオパギトゥ通りと合流したら、アクロポリス入口へ向かう石畳の道を進みます。左手にアレオパゴスの岩が現れ、そのふもとに金属階段があります。
🗺️ 地図3:地下鉄ティシオ駅 → アレオパゴス
アポストル・パヴロウ通りを丘のふもとまで上り坂を歩きます。
あわせて回りたい場所
アレオパゴスはアクロポリスへ向かう途中にあります。多くの人は遺跡の見学を終えたあと、正面からプロピュライアを眺めるために上ります。午後のおすすめの順番はこちら:
- 午後はヘファイストス神殿のある古代アゴラへ(有料。日没前に閉まることが多いので、当日の開館時間を確認してください)。
- 夕日はアレオパゴスで。
- アポストル・パヴロウ通りを下ってティシオで夕食か一杯。頭上にはライトアップされたアクロポリス。
写真:Jakub Hałun (CC BY 4.0)、George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0) · Wikimedia Commons
🎫 お役立ち情報
- 入場:無料です。丘には柵もチケット売り場もありません。
- 地下鉄:90分券(1.20€)でヴィクトリア → ティシオ間をカバーできます。
- 靴:靴底のしっかりしたスニーカーで。ビーチサンダルや底のつるつるした革靴は避けましょう。
- 夏:水と帽子を。頂上には日陰がまったくありません。
- バリアフリー:車いすやベビーカーでは上れません。階段のふもとからも眺めはありますが、かなり限られます。
- Ioulianou 50への帰り方:アポストル・パヴロウ通りをティシオまで下り、1号線のキフィシア方面に乗ります。3つ目の駅、ヴィクトリアで降りてください。
❓ よくある質問
アレオパゴスにチケットは必要ですか?
いいえ。岩は柵で囲まれたアクロポリス遺跡の外にあり、一日中自由に上れます。
見学にはどれくらいかかりますか?
眺めと写真だけなら頂上で30分あれば十分です。夕日を見るなら1時間ほど。Ioulianou 50からの往復を含めると、全部で2時間ほどです。
子ども連れでも安全ですか?
はい、注意すれば大丈夫です。縁に柵がなく岩も滑りやすいので、小さな子どもとは必ず手をつないでください。ベビーカーは下に置いていきます。
すでにアクロポリスに上ったなら、行く価値はありますか?
あります。アクロポリスの上からは、アクロポリスそのものは見えません。アレオパゴスからは、正面のプロピュライア、上から見下ろす古代アゴラ、そしてリカヴィトスまで続く街並みが見えます。
夜でも行けますか?
はい、丘は夜も開いています。ライトアップされたアクロポリスの眺めは格別です。ただし岩そのものには照明がないので、ライトを使ってゆっくり歩いてください。
ゆっくり上って、岩に腰かけて、あとは夕日におまかせ。そして下りでは、足元から目を離さずに。😉💙
— キャシー
写真・動画:Angels Apartments(2026年10月撮影)