📱 現実的な4つの選択肢
- EUのローミング(ローム・ライク・アット・ホーム)(EUの番号をお持ちなら無料で自動的に使えます)
- eSIM(デジタルで即時開通、物理SIM不要、1〜2週間で約15〜30ユーロ)
- ギリシャの物理的な旅行者向けSIM(Cosmote/Vodafone/Nova、空港やお店で販売、約15〜25ユーロ)
- ご自宅のプランでのローミング(高額になりがちです。通信会社に確認してください)
🇪🇺 EUローミング——自動で使えます
EUの携帯番号をお持ちの場合
2017年から、EUの「ローム・ライク・アット・ホーム」ルールが適用されています。ご自宅のプランの通話、SMS、データ容量が、ギリシャでも国内と同じ料金で使えます。追加料金はなく、新しいSIMも不要です。「フェアユース」の上限はあり、他国に住むようなローミングの乱用は制限の対象になることがありますが、旅行での利用は問題なく対象に含まれます。EU、EEA、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインがすべて対象です。
英国の番号:ブレグジットにより、英国はEUローミングの対象外になりました。一部の英国キャリア(O2、EE、Three。ただし制限あり)は自主的に無料ローミングを続けていますが、有料のキャリアもあります。渡航前にご契約のキャリアへご確認ください。
💳 eSIM——いまどきの選択
Airalo
もっとも人気のあるeSIM事業者です。ギリシャ専用プランと欧州全域プランがあります。1〜3GB・7〜30日で5〜20ユーロが目安です。アプリですぐに開通できます。
Holafly
データ無制限のプランです。7〜30日で19〜40ユーロ。たくさん使う方向けの上位プランです。
Saily
NordVPN系列のサービスです。価格は手ごろで、アプリで手続きします。
Maya / Nomad / Ubigi
ほかにも信頼できるeSIM事業者です。購入前に1GBあたりの料金を比べましょう。
eSIMのしくみ
- eSIM対応の機種が必要です。iPhone XS以降とその後のほとんどのiPhone、Pixel 3以降、ほとんどのAndroidのフラッグシップ機が対応しています。最近は中価格帯の機種にも増えています。旅行前に確認してください。
- 旅行前にアプリかウェブサイトで購入します。QRコードがメールで届きます。
- スマートフォンでQRコードを読み取ります。設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加の順に進めます。2〜3分で完了します。
- ギリシャに到着したら有効にします。最初に接続したときに自動で有効になるのが一般的です。
- ご自宅のSIMは有効のままにしておきます。着信や受信SMSのためです(料金が高くなることもありますが、まれです)。
📲 ギリシャの物理SIMカード
- Cosmote(最大のネットワークで、いちばん電波がつながります)。旅行者向けSIMは15〜25ユーロで、5〜10GBと通話分数付きです。空港、Cosmoteの店舗、多くのキオスクで販売しています。
- Vodafone Greece。料金とエリアはほぼ同じです。
- Nova(旧Wind)。少し安く、都市部ではよくつながります。
- 開通手続き:パスポートが必要です(法律上の登録のため)。購入する場所で手続きできます。
- チャージ(アナプリロシ):キオスク、スーパー、アプリでのオンライン手続きでできます。5〜20ユーロ刻みです。
📊 ひと目でわかる料金比較
EUローミング:0ユーロ
EUの携帯番号なら無料です。ご自宅のプランをいつも通り使えます。
eSIM 5GB:10〜18ユーロ
1〜2週間の一般的な料金です。すぐに開通でき、紙も不要です。
物理SIM:15〜25ユーロ
データと通話分数が含まれます。ギリシャの電話番号がもらえます。
ご自宅プランのローミング:1日5〜20ユーロ
料金の幅が大きく、高額になることがよくあります。旅行前に確認してください。
📡 ギリシャの電波状況と速度
- 4G/LTE:小さな島を含め、人が住むほぼすべての地域でつながります。
- 5G:アテネ、テッサロニキ、主要都市で順次エリアが広がっています。ギリシャの5Gは速く、改善が続いています。
- アテネの地下鉄のトンネル内:4Gが全線でよくつながります(おさらいすると、ギリシャの地下鉄は駅にWi-Fiがあり、携帯電波も良好です)。
- 離島や山間部:ときどき電波の弱い場所があります。紙の地図を予備に持っておくと便利です。
- 速度:アテネでは下りが30〜100Mbpsが目安で、5Gなら50〜300Mbps以上です。
🛂 空港で物理SIMを買う
空港からアテネ市内へ:SIMを買う流れ
- アテネ国際空港(ATH):到着ロビーにCosmoteとVodafoneの店舗があります。
- パスポートを見せます。(ギリシャの法律で登録が義務づけられています)
- プランを選びます。データ量と滞在日数を目安にしてください。
- 開通:5〜15分です。空港を出るまでに使えるようになります。
- 料金:旅行者向けプランで15〜25ユーロが一般的です。
📞 実際に必要な量
- データとGoogle Maps用:1週間なら3〜5GBでたいてい足ります。Google Maps、WhatsApp、メール、ときどき動画を見る程度です。
- SNSや写真用:5〜10GB。
- 動画配信やビデオ通話用:10〜20GB。
- 通話:WhatsAppやiMessageを使うなら、ほとんど必要ありません。インターネット通話を使うなら、通話分数は不要です。
- SMS:ほとんど必要ありません。WhatsAppが主流です。
📱 テザリング/ホットスポット
- eSIMや物理SIMのデータプランは、たいていテザリングができます。旅行前に確認してください。
- 旅の同行者とデータを共有する:1人だけがSIMやeSIMを買った場合に便利です。
- バッテリー管理:テザリングは電池の減りが早いので、モバイルバッテリーを持ちましょう。
🛡️ 実用的なコツ
- eSIMは旅行前に買いましょう。空港での時間が節約でき、到着してすぐ使えます。
- 物理SIMを買う場合は、スマートフォンがSIMロック解除済みか確認してください。eSIMは、ロック解除済みでも通信会社のロックがかかっていても、たいてい使えます。
- 通話とメッセージはWhatsAppで。旅行者どうしの連絡にいちばん効率的です。
- データの予備:ホテルやカフェのWi-Fiが広く使えます。データが減ってもあわてず、追加チャージするかWi-Fiを使いましょう。
- 無料Wi-Fi:ほとんどのカフェ、ホテル、博物館、地下鉄の駅にあります。アテネでは広く使えます。
- ギリシャの緊急番号112は、SIMが有効でなくても使えます(緊急通報は無料です)。
- 電源プラグのアダプター:ギリシャのプラグはCタイプ/Fタイプ(ヨーロッパ式)です。イギリス、アメリカ、オーストラリアからお越しの方は、アダプターを持参してください。
📅 旅行者のタイプ別プラン
EUからの旅行者、1〜2週間
ご自宅のプランをそのまま使いましょう。無料のローミングですべてまかなえます。
イギリスなどEU圏外、1週間
eSIM(Airalo、5GB・7日間、約10〜15ユーロ)。いちばん安く、いちばん簡単です。
アメリカ・オーストラリア、2〜3週間
10〜15GB・30日間のeSIM。約20〜30ユーロです。
長期滞在(1か月以上)
ギリシャの物理SIMです。必要に応じてチャージします。長期ならお得です。
🎯 避けたいこと
- 空港にあるよくわからない「SIM」ブースでは買わないでください。CosmoteかVodafoneの公式店舗にしましょう。
- ご自宅プランの1日ごとのローミング料金は払わないでください。もっと安い方法があります。
- ホテルの無料Wi-Fiですべてまかなえると思わないでください。地図や決済には、携帯回線の安定性が必要です。
- eSIMで足りるなら、物理SIMは買わないでください。短い旅行なら、デジタルのほうが早くて安いです。
- ご自宅のローミングを切り忘れないでください。eSIMや現地のSIMを使うときは、ご自宅のSIMのデータ通信をオフにして、思わぬ請求を防ぎましょう。
🎯 よくある質問
ギリシャでおすすめのeSIM事業者は?
Airaloがもっとも人気があり、信頼できます。データ無制限ならHolaflyです。1GBあたりの料金を比べてみてください。
物理SIMとeSIM、どちらがいいですか?
スマートフォンが対応していて、旅行が短いならeSIMです。長めの滞在や、eSIMが使えない場合は物理SIMにしましょう。
旅行者向けSIMも登録が必要ですか?
はい。ギリシャの法律でパスポートが必要です。購入する場所で2分ほどで済みます。
アメリカやイギリスからの旅行者の、ご自宅のプランはどうですか?
料金の幅が大きいです。T-Mobile USAはギリシャでのローミングが無料です。VerizonとAT&Tは割高な1日パスを請求します。イギリスのO2/EE/Threeは無料のことがあります。旅行前に通信会社に確認してください。
アテネ以外の地域では?
Cosmote、Vodafone、Novaのいずれも、島でも本土でも電波は良好です。山間部の奥地では、ときどきつながらない場所があります。
1週間で5GBは足りますか?
地図、WhatsApp、軽いウェブ閲覧なら、たいてい足ります。動画をよく見る方は、もっと必要です。
——キャシー