DCC:気をつけたい選択肢
海外発行のカードでATMを使うと、「母国通貨に換算しますか?」「ユーロで請求しますか?」といった質問が表示されることがあります。そのときはユーロでの請求を選び、動的通貨換算(DCC)を使わずに進めてください。ATMの換算を受け入れると、為替レートはATMの運営会社が決めたものになり、たいていはカード会社や銀行のレートより不利です。
ヴィクトリア周辺のATM、4つのタイプ
ギリシャの大手銀行のATM(おすすめ)
ギリシャ国立銀行、アルファ銀行、ユーロバンク、ピレウス銀行のATMです。支店に併設されているものや、銀行のロゴがはっきり出ているものを選びましょう。海外カードの手数料は、観光客向けの独立型ATMより低めなのが一般的です。
Euronet / Cardpoint のATM(避けたいタイプ)
観光エリアや店先によくある独立型の機械です。手数料が高めだったり、通貨換算をしきりに勧めてきたりすることがあります。近くに銀行のATMがないときだけにしましょう。
ホテルや店の「便利」ATM
手軽ですが、割高なことが多いです。進む前に手数料を必ず確認してください。
両替所
すでに他の通貨の現金をお持ちの場合にだけ役立ちます。普段使いなら、銀行のATMでデビットカードを使うほうがたいてい便利です。
ヴィクトリア広場周辺のATMマップ
- ヴィクトリア広場そのもの — 地下鉄の出口から少し歩けば、ユーロバンク、アルファ銀行、ピレウス銀行があります。どこも屋外にATMがあります。
- ヘイデン通り沿い — 通り沿いとアリストテレウス通りとの交差点付近に、ギリシャの銀行のATMがあります。
- 3is Septemvriou通り — ATMを備えた銀行の支店がいくつかあります。
- アハルノン通り — ラリシスに向かって歩くと、ユーロバンクなど大手銀行のATMがあります。
- ご注意: 街角にある第三者運営の独立型ATMは、銀行のATMより手数料が高いことがあります。
よくある手数料
€2-€3
外国のカードを使う場合に、1回の取引ごとにかかる銀行ATMの一般的な手数料です。
€5-€8
独立型や観光客向けのATMでかかることがある手数料です。進む前に画面をよく読んでください。
1-3%
ご自身の銀行が定める海外取引手数料です。手数料の低いカードなら、ほとんど、またはまったくかからないこともありますが、従来型の銀行では高めになる傾向があります。
3-7%
動的通貨換算(DCC)を受け入れると、追加でかかる可能性があるコストです。ユーロ建てを選んでください。
現金との上手な付き合い方
手数料を抑えるには
- 海外手数料の低いカードを使う — Revolut、Wise、またはお住まいの国で同様のサービスがあればそちらを。
- 引き出しの回数を減らす。 一度に多めに引き出すほうが、少額を何度も引き出すより安く済むのが普通です。
- ATMでもカード端末でも、DCCは避ける。
- Euronetではなく、ギリシャの銀行のATMを使う。
- できるだけカードで支払い、現金は少額の支払い用にとっておく。
- 端末にEURか自国通貨かを聞かれたら、ユーロで支払う。
本当に現金が必要な場面
- チップ — ホテルのハウスキーピング、カフェのスタッフ、タクシーの運転手さんには、現金で1〜5ユーロ。小さなお店では、カード端末でチップを足せないことがほとんどです。
- 市場 — ヴァルヴァケイオスの魚・青果の店や、ライキ(街頭の青空市場)は、ほぼ現金のみです。(ヴァルヴァケイオス市場のガイドもどうぞ。)
- 小さなカフェやタベルナ — 少額の会計は現金を好むお店が多く、端末の調子が悪いこともときどきあります。
- 公共交通機関 — 券売機はカードが使えますが、古いキオスクは硬貨のみの場合があります。5〜10ユーロ分の小銭を持っておくと安心です。
- スブラキのお店やパン屋さん — 5ユーロ未満の買い物は、現金のほうがスムーズなことが多いです。
- 少しの予備 — タクシーや夜遅くのパン屋さん、そのときカードが使えないお店のために、40〜50ユーロは手元に。
近くの信頼できる両替所
ポンド、ドル、その他の通貨の現金を両替したい場合は、Ioulianou 50から徒歩3分のところに頼れるお店があります。レオフォロス・アレクサンドラスとの角にあるパティシオン通り71番地のMoneyGramです。営業時間が長く、平日は21:00まで開いていて、国際送金も扱っています。
両替所
アパートメントの近くにある信頼できる両替所です。MoneyGramによる世界各国への送金も扱っています。
両替をお願いする前に、掲示されているレートをGoogleやXEなどの信頼できるアプリと見比べ、手数料がかかるかどうか尋ねておきましょう。プラカやモナスティラキでは、観光客が多いぶん、レートが不利なことがあります。
ギリシャのお店で使えるカード
- VisaとMastercard — カード端末のあるお店なら、ほぼどこでも使えます。
- American Express — ホテルや大きめのレストラン、チェーン店なら使える可能性が高めです。小さなカフェやスブラキのお店では使えないことが多いです。
- Apple Pay / Google Pay — タッチ決済のVisaやMastercardが使えるところなら、どこでも使えます。
- モバイルバンキングのアプリ(Revolut、Wise) — Visa/Mastercardとして使えます。
手数料と、ありがちな落とし穴
- カード端末でのDCC。 画面でEURか自国通貨かを聞かれたら、EURを選んでください。
- ATMのスキミング装置。 アテネではまれですが、ないとは言えません。暗証番号を入力するときはキーパッドを手で隠し、カード挿入口にぐらつく部品が付いていないか確かめましょう。
- クレジットカードの「キャッシング」。 クレジットカードでの引き出しは、高い手数料がかかり、当日から利息が発生することがあります。できるだけデビットカードを使いましょう。
- 会計の金額間違い。 どこの国でも同じですが、支払う前にレシートを確認しましょう。
カードが使えなくなったときは
- すぐに銀行へ連絡する — ほとんどの銀行には、24時間対応の海外向け不正利用窓口があります。不正検知システムが、海外での取引を止めてしまうことがあるためです。
- 別のATMを試す — 個々の機械が故障していることもあります。
- 予備のカードを用意する — 別々の銀行が発行したVisaとMastercardを1枚ずつ持っておくと安心です。
- Western UnionやMoneyGramでの送金 — 緊急時だけの手段です。パティシオン通り71番地のMoneyGram(レオフォロス・アレクサンドラスとの角、Ioulianou 50から徒歩3分)が、このあたりでいちばん近く、頼りになります。
よくあるご質問
他の国のユーロも使えますか?
はい。ユーロはどの国のユーロでも同じです。ドイツやフランスの100ユーロも、ギリシャでまったく同じように使えます。
ユーロは日本から持っていくのと、現地で引き出すの、どちらがいいですか?
たいていは、手数料の低いカードで現地で引き出すほうがお得です。ただ、到着してすぐに使う分として、少額の現金は持っておくと安心です。
ATMの1日の引き出し限度額はいくらですか?
ギリシャの銀行のATMは、1回の取引で600〜800ユーロまで引き出せるところがほとんどです。ご自身の銀行側の限度額がもっと低い場合もあります。
ATMは24時間使えますか?
屋外のATMは、たいてい24時間使えます。夜遅くに引き出すときは、明るくて人通りのある場所を選び、人気のない機械は避けてください。
暗号資産は使えますか?
アプリ経由でビットコインを受け付けるお店もありますが、ごくまれです。カードと現金が中心です。
— キャシー
